(写真:THX/TTXVN)
日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)など計16カ国が貿易自由化などを目指す東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の第8回交渉会合が8日、京都市で始まりました。2013年5月の交渉開始以来、日本での会合開催は初めてです。
今回は13日まで事務レベルの交渉を行い、最終的に目指す自由化率や、関税引き下げを段階的に行うか即時撤廃するかといった手法などについて各国が意見を出し合い、調整を進めます。方向性は固まりつつありますが、「細部で各国の厳しい主張が続いている」(交渉筋)といい、焦点の自由化率で合意に持ち込めるかは見通せません。
今回の会合で大枠の合意に達しなければ、15年末までに細部の取り決めまで含めた交渉妥結に持ち込む目標は一段と困難になります。各国は、8月初旬にミャンマーで次回の交渉会合を行うなど交渉を加速させ、同下旬にはマレーシアで閣僚会合を開くシナリオを描くが、「全力で取り組んで前進させたいが、年内合意は正直難しい」との声も上がっており、早期妥結は望めない状況でした。